可也山トーチ(スウェーデントーチ)

サントリー「オールフリー」のコマーシャルで注目されたスウェーデントーチ。あっという間にひろがりましたね。私たちが住む地域の山は可也山(かやさん)と言い、山の3分の1は人工林です。
海外産の安い材木の輸入により国内の林業が衰退しました。先人たちが植樹し50~60年も管理してきた山が荒れています。このまま手入れをしないと山崩れなどの災害の原因ともなりますので、何か売れる商品を開発して山を守る資金にしたいと考えました。
そこで、間伐材を使ったスウェーデントーチを商品化、このトーチは林業関係の人たちにとっては大きな光となりました。今まで、山中に伐って捨ててきた木材が役に立つのではないかと思っています。
可也山で育った樹木を使うので「可也山トーチ」と名付けました。樹木の種類は杉・檜のほかに雑木もありますが、雑木は少ししか作れていません。年間を通したキャンプやバーベキュー、冬場のお祭り・イベント、神社の除夜祭、お寺の鐘つきの際に暖をとったり、灯りとしても良いと思います。

夜のトーチはとてもきれいですよ!

鍋をかけてゆで卵を、サツマイモをアルミホイルで包んで焼き芋に。この小さなトーチで2時間くらい燃えました。

里山保全の活動費捻出のために商品化しましたが、送料がかかりすぎるため販売は断念しました。工夫をして自作してみてはいかがでしょう。寒い時期はとても便利ですよ!
きれいにまっすぐ切るコツはチェンソーを斜め上に向けて切ると良いです。